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2021.10.19
某R南中学校の先生のお言葉から分かること①
このブログをお読みの方は誰のことかすぐ分かると思いますが(笑)、とある京都の最難関私立中学校に行かれた生徒さんとお話ししていて、その中学校の数学の先生がおっしゃっていたそうです。
今年のその中学校の京大の合格実績は、文系の方がとても苦戦したそうで、実際に学校の先生方もそうおっしゃっていたのは聞いているのですが、その分析がすごい・・・
「今年の京大の(特に文系の)数学がやさしくて、他の学校の生徒に差がつけにくかったから」ということらしいのです。
でもその学校の別の数学教師によると、中学校の授業で今年の京大文系数学の1番の(1)の問題を出してきて、「今年のうちの生徒は、この問題さえもパラパラ間違えた生徒がいた」という事らしいです。
ここで問題をお示しはしませんが、今年の京大文系数学の問題って、結構、教科書傍用問題集に毛が生えたレベルの問題が多かったというか実際その大問1番の(1)の問題なんて、定義と計算力があれば冷静に仕留められるはずの問題だったのですね。
いわば、n進法の定義が分かっているかどうか?あとは筆算が出来ますか?というレベルの問題だったわけです。
そんな問題にもかかわらず、出来ていない生徒さんが結構いて、そのせいで京大(文系)の実績が出なかった・・・なんて、私に言わせれば「そしたら一体どんな問題を出したら、おたくの生徒さんは受かるんですか?」と言いたくなってしまいます(笑)。
(明日へ続きます)