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2021.10.15

上に行くほど伸びない生徒さんの勉強の仕方

 週末にかけてかなり気温が下がるようです。
寒暖差が激しくなると体調にも堪えますので、どうぞ皆さんもお気をつけ下さい。


私、時々、急に態度を変えて(いるように見えるだけなんですが)叱るときがあります。
これは気まぐれに怒っているのではなく、「こういう兆候が出てきたらまずいゾーーーーーッ!!」という兆候が見られるのに気づくからなんですね。
つまり、「こんな勉強してたら、上の学年に行ったら通用しない」、そんな勉強の仕方ですね。

具体的にどんな勉強の仕方かというと、とにかく理解の仕方が表面的で、「やり方だけを真似て出来ている(ように見える)」学び方です。
「表面的な勉強」といってもいろいろあって、一概に「コレ」とは言えないのですが、例えば「公式の導き方も分からないのに、公式を振り回して問題を解いているだけ」というような学習の仕方であるとか、「図形の範囲で図形を自分で描かずに問題を解いている」であるとか、「塾の宿題を1周しかしていない」といったような勉強の仕方をしているときです。

まぁ~学年が進むとビックリしますよ。ゲンナリするくらい行き詰まりますから。
小4くらいであれば、そんなに各塾ともスケジュール的にタイトにはなりようがないのです(宿題量が少ないので)。小4の時点で、そんないい加減な勉強の仕方をしていれば、中学受験で大きな関門となる小5に上がったときに行き詰まるのはアタリマエのことなんです。

上に行ったら行き詰まるのが目に見えるので私は叱るのですが、そこのところを分かっていただけない場合もあるのは悲しいです・・・。

ほとんどの場合、後になってから後悔するのですが・・・。

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