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2021.10.20

某R南中学校の先生のお言葉から分かること②

ここ(昨日の続きです)


まぁいつも申すように、あの京都最難関中学・高校といわれるR南高校の生徒さんでさえも、「本番で教科書傍用問題集に毛の生えたレベルの問題さえ、確実に解けない」ということで、つまり普段から「やたらめったら難しい問題をやり過ぎ」なんですね。
難しい問題をやって、基礎的な問題が出来るようになっているのならかまわないのですが、往々にしてただ「難しい問題」を公式を振り回して解いているだけに過ぎないようです。

これは近年、特に顕著な傾向であるようで、京大の今年の文系数学1番の(1)などは、正直教える側からすると「そんな問題は自分で練習して会得しといてくれよ・・・」というレベルの問題なんです。でも解けていない。(結局「分かって」いないのです。)

あの高校の生徒さんは結構「緑」のつく塾に通っていて、そこで出されるやたらと難しい問題ばかりを学校の授業も聞かずに内職してでも解いているのに、大学入試本番でそういう基礎的な問題が解けないというのは本末転倒だと思われませんか?(私が見ている限りでは、「緑」のつく塾の宿題量は、「浜のつく塾」や、「希のある塾」に比しても量的にはるかに多いですヨ・・・だから進学校の生徒さんが軒並み授業も聞かずに内職してこの塾の宿題に追われるのですが・・・)。


「もっと基礎的な事柄を身につけて大学受験しにおいで!」・・・というのが京大のメッセージに感じられてなりません。

にエントリー本文を書きます。

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