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2024.06.12

嗚呼ざこばさんまで…

 なんかここ最近、小さいころから楽しませてもらった芸能人の方々の訃報が続きますよね。
先ほどはざこばさんの訃報がニュースなどで報道されてびっくりしました。

この前、キダタローさん、少し前に今くるよさん、今回ざこばさんまで、ということで小さいころからバラエティー番組などでよく見てきた方々の訃報に接すると、自分の親兄弟とまではいかないものの、(勝手に親しみを感じていた)近所のおっちゃん・おばちゃんみたいな存在の方々ばかりで悲しいです。

私は中学の文化祭で、ざこばさんが来られ、講演会を聞いたことがあります(その頃はまだ「朝丸」さんだったかもしれませんが…)。

校長先生が気を使って紹介時に「(朝丸)師匠は…、師匠は…」とお話しされるのに、ざこばさん、「私のことみたいなん、ホンマは師匠なんて思ってもいないのでしょうけど」みたいな感じで逆ギレ(?)されていて、私は「朝丸さんらしいなぁ…笑」と思いながら笑っていたのを思い出します。

本当は私も「ざこば師匠」と書きたい理由があるのですが、芸人さんの世界に入門しているわけでもないのになれなれしく「師匠」というのは気が引けるのでそういう書き方はしませんが、キレている様子をTVなどで拝見しても、なぜかこちらが全く嫌な気分にならない芸人さんだったと思うのです。

中学時の講演会だったか、どこかの場所で、「自分は貧しく不衛生な生活の後に落語家に入門したので、体にできものだらけだったのを、師匠の米朝さんはできものを嫌がることもなくそこに治療用のクリームを塗ってくれて本当に感謝した」という趣旨のエピソードのお話をされていて、ざこばさんと米朝さん、どちらもに感動したことがありました。米朝さんもお弟子さんからとても敬愛されていましたよね。
そのようなエピソードを聞いていたから、ざこばさんがキレていてもこちらが不愉快な感じがしなかったのかもしれません。

ほんの少し前まで(コロナ前までだったと思うのですが)思考研の近くの箕面市のホールでも、3か月に一度、米朝一門(ざこばさんや南光さんといった方々)が落語会をされていて一度行きたいと思っていたのですが、平日でどうしても時間が合わずとうとう生ではざこばさんの落語を聞く機会がありませんでした。今となっては本当に残念ですね。

個性輝く芸で、いろいろと楽しませていただいた方々(落語家であれ、漫才師であれ、シンガーであれ)がいなくなるというのはやはり寂しくなります。

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